昨日見た空は、きっともう何処にも無くて 明日見えるはずの空の色は僕にはまだわからない。
2014.12.19 Fri
人と比べたって仕方が無いと分かってはいても
どうにも不甲斐ない自分に
溜息をつきたくなることも多くて。
僕はどうしたって僕でしかないのに
もしもこうじゃなかったらなんて
考えてしまうこともあるんだ。
もう少し、違う道もあったんじゃないかって。
ひょっとしたらもう何処かずっと前の時点で
ボタンを掛け違えてしまっているのかもしれないと。
僕が僕であるということ
そんなことに今更思い悩むなんて
どうかしているのかもしれないけれど
でもほんの時々
“今じゃ無い今”
ひょっとしたらそんなものもあるのかもしれないと
思ったりもするんだ。
幾つも通り過ぎてきた三叉路に
戻れることなんてあるわけないと分かっていても
ほら、小説の中の世界みたいに
何人もの僕がいたりして、なんて。
でも。そう、きっと
違う“今”に居たって僕は同じ事を思うんだろう。
互い違いのレールの上で
やっぱり俯いていたりして・・・。
ぼんやりと遠くへ流した視線の先に
ぼんやりと遠くへ流した視線の先に
やたらと綺麗な夕焼け空。
凛と静かな冬の夕暮れに
僕は、ちょっとだけ苦く笑った。
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